歴史

南浦和西口の長い階段を降りると緑の駅前ロータリーになる、当商店会のテリトリーであり入口です。南側の彩の街通り、南北を縦貫する一ツ木通り、西へ伸びる文化センター通り、田島通り等に会員の店舗、事業所が連なります。創立時は浦和市大谷場という地名で、店舗も住宅も今より数少なく、開店間も無い丸広百貨店のみが大きく威容を誇り、氷川神社の緑の森が静の姿を今と同じように古来のまま佇んで居りました。そのような地域に「南浦和駅前西口商店会」が誕生しました。

昭和36年に南浦和駅が開業し、48年には武蔵野線も開通しました。丸広百貨店もオープンし、商店・事業所も少しずつ増えて参りました。昭和53年初頭より初代守屋辰巳会長を中心に8回の準備会、発起人会を開催して発会の準備を整え、発起人として以下16名の諸氏が奮起しました。

守屋よろず店(守屋辰巳) 浦和明和(野崎英夫)
入方石油(小池勝明) エースワンダー商事(茅野猛朗)
瀬里花(中村俊雄) 美松園(嶋田久大)
越後屋(吉田利夫) 小池左官(小池清)
つかさそば(小池栄) 宮沢畳店(宮沢政男)
小池フルーツ(小池喜之) 四川中華(新井道夫)
松屋(和久井利夫) 名楽堂(中村勝則)
魚誠(荒井誠三) ルアン(奥村雅鄰)

A地区13店、B地区13店、C地区20店、D地区19店、E地区20店、F地区14店の6区画を決め、総務部・事業部・厚生部・振興部・青年部の5部体制とし、理事会を執行部と定め、昭和53年7月30日の発起人会で発足時の会名「南浦和駅前西口商店会」の確定と会規約・細則を制定致しました。そして、「当商店会は会員相互の親睦と社会的地位の向上を図り、さらに同一商圏内で経済的にも資する」を目標に発足するとの意志を固め、これは現在まで脈々ち継続されて居ります。

昭和53年9月25日、結成総会を武蔵野銀行南浦和支店2階にて開き、全案件を会員皆様に無事ご承認頂き、第一勧業銀行南浦和支店2階にて発会記念パーティーを当時の衆議院議員松永光氏、県議会議員秋本政雄氏、中川浦和市長(代理)等多くのご来賓を迎え盛大に開催されました。

発足記念事業としてこの頃より計画を進めておりました街路灯設置事業も、翌昭和54年3月14日に武蔵野銀行2階にて街路灯点灯式典を開催し、街路灯136基、半アーチ灯2基、総予算¥15308000を会員皆様のご協力と補助金を有効に利用し無事完成し、夜間も安心して買い物ができる、また夜間の人々の通行が非常に安全になったと好評を得ました。

商店会と南浦和の主な出来事

昭和53年 「南浦和駅前西口商店会」結成総会
発会記念パーティ
初代・守屋辰巳会長就任
昭和54年 街路灯完成式典、ぼんぼり祭り初開催
昭和59年 子供の広場初開催
昭和60年 「浦和市文化センター」落成
西口駅前「緑のロータリー」完成
平成元年 創立10周年記念式典開催
街路灯建て替え、丸広増床完成
平成3年 第2代・野崎英夫会長就任、婦人部新設
平成5年 お花見会初開催(氷川神社)
平成6年 大晦日甘酒サービス開始(氷川神社)
平成9年 創立20周年記念式典開催
「彩の街南浦和商店会」に改称
アメニティモール化完成(彩の街通り)
自治会と共催の防災訓練初開催
平成11年 市民の窓口開所、南浦和区画整理事業終了
一ツ木地下道拡張工事完成
平成13年 第3代・中村俊雄会長就任
平成16年 冬季イルミネーション開始
平成17年 第4代・守屋文雄会長就任
平成20年 創立30周年記念誌発行
平成21年 第5代・小池栄会長就任
平成25年 南浦和アートフェスタ初開催
ホームページ開設
平成27年 第6代・清宮邦雄会長就任